今日は恐ろしく珍しく、服を買いに行きました。
僕にとって一年に二回ほどしかないイベントです。
ぶっちゃけ僕のようなファッションなんてものを考えたことも無い人間は、
ごくごく最近までというか今もというべきか、
母親が買ってきたものを着ていたりします。
一部には九州系の血を引く男児として、
服飾なんぞに気を使うなどくだらない、という思いが・・・たぶんないな。
服なんて所詮人間が温度をコントロールして生活するためにあるわけで、
夏は涼しいもの、冬は暖かいもので十分だ、という発想です。
さて、お店に行くとやたら店員が話しかけてきます。
ちなみに母が普段僕の服を買っていた店ですので、
それなりに高級っぽい雰囲気です。ユニクロよりはおそらく。
大体、うちの母はファッションに恐ろしい金をかけており、
定期的に高級ブランドセールのはがきがくるのはどういうことなのか。
本当にそんなもの身に着けているのか、ブランドに強くないからさっぱりわからん。
そんな慣れない店内をうろついて服なんぞを眺め、
果たして服に値段以外の違いがあるのか品定めしている僕に、
この店の店員がいったい何の用があるのか。
そう思うと店員はすさまじい自信と勢いで試着を勧めてくる。
この試着という行為が大変苦手で、
自分が着る分にはかまわないが過去に他の人も同様に試したかも知れず、
自分が着ると未来の試着者に嫌な思いをさせそうでだめなのである。
そうは思うもののサイズ等を調べるためにもやはり試着せねばならず、
何本かのパンツを持って試着室に叩き込まれる。
いまだにズボンというのかパンツというのか、
果てはもっと別の名称があるのか検討も付かない。
それに試着室もアレだ。狭すぎる。何か隠しカメラやら仕掛けられている気がする。
「げんしけん」で斑目も言っていたが、
なぜ自宅でもない場所で鏡に映る下半身トランクスな自分を見なければならんのか。
しばらくしたら店員がノックしてくる。
思わず「入ってます」と答えたくなるが辛うじて押さえる。
店員は即座にサイズの事をたずねてきて、
さらには聞いたことも無いファッション用語を羅列する。
僕がわからない旨を率直に伝えると、明らかに侮蔑の笑みを浮かべやがる。
とりあえずいろいろ試すと、
店員が「あ、いいじゃないですか。似合ってますよ」などといってくる。
何でそんな親しげな口調なのか。そりゃ僕より年上だろうがこっちは客だぞ。
と思いながらも、もちろんそんなことが言えるはずは無い。
大体、店員がおだてるのは僕に商品を売りつけたいからに決まっており、
本当は似合っていようがいなかろうがどうだっていいに決まっている。
ひょっとするとそこまでひどい人は少ないかもしれないが、そうとしか思えない。
しばらくするとジャケットまで持ってきやがった。
当初の予定でも冬着を買おうとは思っていたのだが、
こっちが言う前に持ってきた以上、売りつけたいから持ってきたのだ。
案の定、恐ろしい値段だ。
しかも手入れはクリーニングに出せという。
街を歩くおしゃれな方々はみんなそんなにクリーニングに出しているのか。
着てみるともちろん似合っているといわれる。
そのころにはもう似合うかどうかなんてものはどうでもよく、
なぜいまだ気温が20℃以上もあるのに厚い上着を着ているのか疑問になる。
汗を掻きはじめてつい袖で拭きそうになるが、これは試着品である。
店員は追い討ちをかけるように「汗が付くと傷む」といいだす。
僕に汗を掻かせていちゃもんをつけ、買い取らせようとしているのだ。
さらに聞いたことも無い種類のジャケットだかなんだかを持ってこられたが、
ひとつそれなりに気に入ったのがあった。
値段が比較的安かったからかも知れない。
しかし、若干サイズが大きいように思われる。
一応小さいサイズを頼んでみるが、驚いたことにもう無いなどといいやがる。
そこまでして僕に高いほうを買わせたいのか。
もはや意地になってサイズが大きかろうが安いほうを買うと言い張ったが、
「妥協はしちゃいけませんよ」などといいやがる。
じゃあSサイズ持って来いよ、と言いたくなるがまさか言えるはずも無い。
結局、ズボンだかパンツだかを2本、サイズの大きい安い上着を1着購入。
安いといったってこの三つで3万はしたのだ。
明らかにぼったくりだ。
原材料や製造が職人の手作りということも無く、
デザインだって陳腐きわまるシンプルなものなのだ。
どこに値段がかかっているのか。
店員の給料という人件費が上乗せされているだけだ。
ひょっとしたら歩合制で店員の給料が出るのかもしれない。
だから服を買うのは嫌なんだ。
でも、洋服店の店員の口調と態度は変な物を感じます。
ついでに、試着室で見る自分は、あれが一番太って見えるのは何故でしょうか?
家でも温泉とかの脱衣所でも、あんなにフトモモがふとーーく見えることは無いです。
ついでに言えば、最近ユニクロも進化して、とりあえずユニクロで見繕うと、その年の流行ラインには乗っている気がします。(婦人服の場合は……男性はしらない)