記事タイトル→2006-02-26 Sun  雑誌のススメ記事タイトル←

あるてぃさんのところからタイトルを拝借。

こっちに来て日本語に触れる機会は結構減ったはずなんですが、父の職場から新聞(日経と読売)や雑誌が入ってくるので、むしろ日本にいたころよりも読んでいる気がします。

そんな中で最も面白い雑誌。その名も「日本医事新報」。え?面白そうに聞こえませんか?いやいや、なかなかこれが凄い雑誌なんですょ。

確かに大半は真面目なお話で埋まっています。最新の医学の情報が多く入っている模様です。僕は読んだことないですけど。

僕が読んでいるのは「質疑応答」のコーナー。読者(ほぼすべてが医師)の質問に編集部やら大学教授が答えるすばらしいコーナーです。その中でも面白いのが「雑件」のコーナー。

例えば二月四日の「雑件」コーナーの内訳を見てみますと「中越地震後の交通網復旧」「漢字の意味と解説書」などと医学にこれっぽっちも関係ないことが質問されています。二月十一日付けのものを見てみますと、「雑煮の種類」「防水構造の無線機」「デザイン転写紙」などです。なぜこの時期になって雑煮の種類を聞きたくなったのか、理解に苦しみます。

ちょっと前のものには「マムシ駆除の方法」がありました。なんか戦国武者の装備についてたずねていたものもありました。「法律」のカテゴリにも「友人に頼まれてドラマの録画をしたのだが、著作権法的に大丈夫だろうか?」というものもあったように記憶しております。なぜこの方々は「医事新報」にそんな質問の回答を求めているのでしょうか?

質疑応答以外にも楽しいコーナーがあります。「求人広告」のあとにある「求縁広告」です。簡単に言うと、結婚相手募集の広告。世の中にはこんなものがあるんですね。

どういう文章かと思って見ると「開業医娘43歳 病院勤務 初婚 健容美 良縁望」などと漢文じみた文章です(若干原文から変えております)。この「開業医娘」という文章は結構多く、ほかにも「医家娘」という表現もあります。

どうも傾向からすると、30後半に差し掛かった女性の相手を求めていることが多いです。しかし43歳で「健容美」(おそらく健康で容姿が美しいんでしょうね)というのに「初婚」ということがありえるのだろうか。「良縁望」という表現に「今まで良縁に恵まれなかったんだろうなぁ」などといういらん推測が思い浮かびます。

日本人は最近晩婚化が進んでいるそうですから、こういうものも結構ポピュラーだったりするんですかね。でも「医事新報」に広告を出すぐらいだったらネットで相手を探す方がよほど早いような気が・・・
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