記事タイトル→2006-09-16 Sat  誰の理想郷だ?記事タイトル←

英語の時間で「ユートピア」について少しやった。
トーマス・モアが考えたもので、理想の世界を意味するそうな。
モアの説を簡単にまとめたプリントを読んだんですが、
ひとつ納得いかないところがある。

当時はまだまだ奴隷制があったということを踏まえても、
「重犯罪者は奴隷にする」という処罰は間違っているかと。
理想世界において労働は懲罰に値すべきものではなく、
喜びを持って行うもののはず。
モアは結局、自分自身で「労働」の価値を貶めており、
その点において自分の作り出した「理想郷」に相応しい人間ではないようだ。

やはりその点において、武者小路実篤の「新しき村」は優れている。
もっともこの二つは同列に比較できるものではない。
「新しき村」は「村」という小さな社会単位でこそ達成できる制度であるに対し、
「ユートピア」は国家単位の理想社会だ。
「国家」となると外交政策や法も厳密に決める必要が出てしまう。
結局、完全な国家をひとつだけ作るのは恐ろしく難しい話で、
全ての国家が同時に理想的な制度を用いる、
若しくは「世界国家」を作るしかないのかもしれない。

断ってきますが僕は別に仕事が好きと言うわけではないですよ。
考えたこととか ・ COMMENT[0];Top

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